NPO法人健康づくりサポートのご案内

NPO法人健康づくりサポートのホームページです。

がんサロン いまここ
がん患者さんとご家族のためのサロンです。
悩みを分かち合ったり、情報交換をしたりする場所です。
お茶を飲みながら、話してみませんか?

ナースカフェ いまここ
誰でも不安に思うことがあると思います。
「健診で引っかかった」
「病院に行こうか悩んでいる」
ひとりで悩まず気軽に看護師に聞けます。

代表あいさつ

はじめまして、代表の小池由起子と申します。 私は、大腸がんで母を亡くしました。
入退院を繰り返し、手術も抗がん剤も放射線治療もできなくなった母は、緩和ケアの病院に転院しました。父は毎日病院に通いました。緩和ケア病院では手厚い看護を受けて笑顔の日もあり、母は8ヶ月も生きてくれました。最後の夜、母は私の横で静かに、とても穏やかに逝きました。
点滴も機械もつけづ、自然に枯れるように。 私は母に「死」を教わりました。できるなら母のような最期を迎えたいです。
そして母の死を目の当たりにし、私は「生きる」ことを教わりました。
自分の人生を「どう生きたいのか」
母は、幼少期に実母を亡くし苦労しました。そんな母は人生に幸せを見い出せただろうか?
死を身近に感じて、はじめて人は「生きる」ことに向き合えるのかもしれません。
誰もが自分らしく生き、自分を活かし、自分の人生を輝かせる。それに穏やかに向き合える場を作りたい。と強く思いました。
そんな時、母の担当看護師だった 太田多恵子さんに「がんサロンを作りたい」と打診され、認定看護師の谷川あづささんを紹介頂き3人で「がんサロン」開催について話し合いました。
そして弊社「日本FPC株式会社」の会長である父からGOサインが出て、いまここ高槻はうまれました。
昨今の医療では、癌も本人に告知され、余命もかなり伸びています。
誰もが「いまここにある命を精一杯生きる」「いまここにある自分を大切にする」「自分を生きる」それを、がん患者さんやご家族、サポートくださる方々と一緒に創造していけたら。と思います。
「いまここ高槻」は余命があっても、なくても「命いっぱい生きる」ための場です。

NPO法人 健康づくりサポート 
理事長 小池由起子